コンテナの遮熱工事(断熱)今回は、遮熱のお話をします。
地球は太陽から1億4960万km離れています。宇宙は真空です。
何故、温度が伝わるのでしょうか?
日向の35度 日陰の35度気温は同じですが、何故日向は熱いのでしょうか?
それは、熱線です。紫外線・遠赤外線・近赤外線などがあります。
そのような、熱線で地球上にあるものを温めて、気温が上昇します。(対流熱・対流熱・伝導熱)
熱の3原則は、輻射熱・対流熱・伝導熱です。熱線で物を温め、前者の作用で気温が上昇します。
そもそも断熱は、伝導熱の悪い素材で熱の進入速度を遅くする技術です。熱伝導が悪く・空隙が多い素材がほとんどです。日中そのような素材は熱を蓄えて日が暮れても熱を保温し、ドカミがのこります。熱しにくく冷めにくいからです。
遮熱は物を温める原因である熱線を全て跳ね返します。鏡のようにです。
反射率の高い素材は、金・銀・アルミになります。前者二つはコスト面で無理です。
ですので、アルミを使用した遮熱材を使用します。厚みは、はずか8mmしかありません。
遮熱の場合は、素材が薄く反射率の高い物が効果的です。厚みがあると熱線を浴びて分子同士が振動し、素材自体が熱を持ちます、ですから薄いほうが良いのです。
以下の写真は、コンテナで使用した場合です。
施工前
天井は真っ赤です。朝の8時でこの温度です。日中は65度を超えます。
施工後の写真です。
施工した瞬間から体感できます。天井壁際が黄色いのは壁の熱が反射しているからです。
次は工場の天井です。スレート屋根の工場になります。
半分施工した状態の写真です。
未施工の場所で、46.9度 施工した場所で26.5度 実に20.4度の温度差があります。これだけ変化があれば、空調機もサイズダウンできますし、デマンドも下がります。
更に新電力契約をすることでトリプルダウンが可能となります。ランニングコストを下げカーボンニュートラルにもなりますね。
また、冬場は中の暖房で出る熱線を内部に跳ね返すので、暖房効果もUPします。
暑い夏を、快適に過ごし、働きやすい・生活しやすい環境を当社は提案します。
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働きやすい環境・熱中症対策にもなります。SDG,Sにもなりますね!!!
今回はここまで・・・・。ありがとございました。
玉田建設株式会社
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